ブログご無沙汰してしまいましたが、工房&ショップは通常通りオープンしています。
現在、密を防ぐために予約制を続けています。お店が小さいので一日一グループ限定です。
ご不便をお掛けしますが、よろしくお願いします。
犬のジュエリーってどんなんだろう?見てみたい!
こういうのって出来るのかな?ジュエリー工房ってどんなところ?
そんな風に思ったら、お気軽に連絡下さい。
さて、ステイホームということで、写真を整理していた時に昔の工房の写真を見つけました。
多分昭和45年の頃の工房の様子です。
私(入倉謙二)の父は祖父の元でジュエリー職人の修行をして、昭和30年代に独立をして現在の板橋で工房を始めました。
昭和40年代に入り、縁があり長崎県壱岐から毎年1~2名づつ弟子を取ることになります。
中学卒業したばかりの子たちを預かるので、父と母が大変だったことは想像出来ます。
住み込みだったので、門限に父が竹刀を持って玄関で見張っていたとの話しを聞いたことがあります。(真偽のほどは分かりません)
厳しい修行が2年経つと、壱岐からご両親を招待するという行事もあったそうです。
夏には全員で勝浦に旅行に行き海で一緒に遊んだ記憶が残っています。
長崎県壱岐にも入倉宝飾の工房があったことがあり、私も何度も壱岐に行ったことがあります。とにかく海がきれいで、シュノーケルと銛をもって潜った思い出があります。
昭和から平成まで父を中心に、縁があり弟子になった皆さんと共にジュエリー制作に邁進していました。
現在はほとんどの人が引退して、ジュエリー職人の一時代が終わったように感じています。
私たち世代ももう若くはありませんが、まだまだこれからだと思っています。
ジュエリー職人の技術を習得するのはとても時間が掛かり、若い人のなり手が少ないです。
でもまだまだ素晴らしい技術を持った職人はいます。
そんな人たちと共に良いジュエリーを作っていきます。
また、犬が好きで始めたVOFFRING!
皆さんに喜んでいただけるよう制作していきたいと思っています。入倉謙二